インテリアコーディネート
都内オフィスの執務室に続けて、ミーティングスペースでのコーディネートをご紹介します。
素材感をキーワードに、デザインにこだわった家具をセレクトしました。
ソファスペースにはL字型にソファを置いています。
大きなソファですが、背がアームと同じ高さで視線をさえぎらず、空間に圧迫感を与えません。奥行きの広い座面で、ゆったりと座ることが出来ます。
張り地には見た目も触り心地も面白い、ハニカム模様のファブリックを選びました。ソファテーブルとして、無垢のオーク材を使ったローテーブルを合わせました。
そのソファスペースを照らす、存在感のあるフロアランプ。大きく弧を描くステンレスのアームを大理石のベースが支えます。シェード上部には穴があいており、下だけでなく上にも柔らかな光を放って空間を照らします。
ソファの対面に置いたのは、有機的で愛嬌のある形のパーソナルチェア。ウェットスーツに使われる素材をカバーに用いているため、非常に特徴のある質感を持っています。
ミーティングテーブルは、木製の大きなラウンドテーブルをセレクト。
厚く大きな天板を太く安定感のある脚が支えます。つぼみのような形状の脚には、植物柄の加工が施されています。
もとは古木のような仕上げだった物を、特注でブラックの塗装仕上げに変更し、よりシックな雰囲気に。
合わせたチェアは天然のラタン・工業製品のプラスチックを組み合わせたデザインのもの。背のデザインはラタンを網目模様に編み込んだものと、縦方向に編み込んだシンプルなものの2種類を用意しました。
中央に吊るしたペンダントライトは一見するとシンプルな半球ですが、シェード内部には繊細なレリーフがあしらわれています。
様々な素材を盛り込んでいますが、色数を絞り共通点を持たせることでまとまりのある空間になっています。